団体名 | ブックトークの会「コスモス」 |
設立 | 2009年(平成21年)9月1日 |
代表 | 男澤 敦子(おとこざわ あつこ) |
会員 |
8名 |
サービス利用者 |
年間約200名 |
連絡先 |
メール:bt.cosmos.sendai@gmail.com
FAX:022-395-4514 |
主な活動場所 |
宮城社会福祉センター( 宮城県仙台市青葉区下愛子観音堂5 TEL022-392-6382) 仙台市広瀬図書館(宮城県仙台市青葉区下愛子字観音堂27-1 TEL022-392-8421) |
2009年 |
「ブックトーク養成講座」(仙台市民センター主催)受講生有志でNPOとして設立 ※仙台で一番初めにブックトークのボランティア活動を開始 |
2011年 |
ブックトーク「あの日を忘れない~未来へつなぐために~」実施 ※東日本大震災が起きた2011年9月、小学校で行った。震災継承の大切さ、困難な被災地で皆を元気づけた出来事があったことなどを伝える本をいち早く子どもたちに紹介した。 |
2011年~ |
ブックトーク「歴史の窓をのぞいてみよう!」実施 ※「地域を知る」という市民センターと小学校との連携事業の中で行った。藩祖伊達政宗公の施策、仙台市内を流れる広瀬川、かつて走っていた市電の物語など、歴史は遠い昔にあった出来事ではなく今の自分につながっている、ということを感じられる本を紹介している。 |
2012年~ |
大学生対象のブックトーク開始 ※上記のブックトークは教職を目指す大学生の授業でも行っていて、将来の先生へのブックトークに子どもの読書啓発への新たな可能性を感じている。 |
2015年~ |
仙台市広瀬図書館でのおはなし会実施 ※毎月第2水曜日にテーマに沿った絵本や紙芝居、手あそびなどでプログラムを組み、ときには手話ソングを歌い、ときには浴衣や着物を着たり、オリジナリティあふれる「へびのすけのおはなし会」と名付けたおはなし会を行っている。おはなし会を盛り上げてくれる大きなへびのぬいぐるみ「へびのすけ」は頼もしい仲間で子どもたちの人気の的となっている。 |
2009年開催の「ブックトーク養成講座」(仙台市民センター主催)受講生有志で立ち上げたボランティア団体である。立上げメンバーの多くが小学校などでの読み聞かせ経験者だった。読み聞かせは有意義な活動ではあるが制約もある。例えば、学校によっては低学年対象で高学年には行わない、絵本中心のとなり物語は取り入れにくいなどである。その点ブックトークは小学校高学年以上の幅広い世代に対象を広げられると同時に、絵本だけではなく長い物語、科学の読み物など、本の選択肢も広がることで子どもの読書啓発への大きな可能性を感じ設立に至った。
また、本を終わりまで読まないブックトークは小学校低学年には少しわかりにくい様子が見られたこともあったので、ブックトークと絵本の読み聞かせを組み合わせたおはなし会を工夫し、「ブックトークを入れたおはなし会」として授業で行った。通常のおはなし会より多くの本を子どもたちに紹介できた。